非常事態宣言 一部解除
宮崎県 HP より
今回の口蹄疫による被害は、家畜の殺処分頭数が27万6,049頭にも及ぶ甚大なものとなりましたが、4月20日の発生から72日間にわたる関係の皆様方の懸命の努力、県民の皆様の御協力、そして国及び県内外の多くの方々からの御支援により、6月18日を最後に新たな疑似患畜の発生がなく、6月24日にはすべての患畜・疑似患畜の処分が、そして昨日6月30日にはワクチン接種家畜の処分を終えることができました。
対象となった畜産農家の方々の無念さや再開に向けた不安は言葉では言い尽くせないものがあると思いますが、殺処分や用地の確保、雨でぬかるむ中での埋却作業や消毒、資材調達などに従事いただいた多くの方々、そして県民の皆様の御協力や県内外の方々の暖かい御支援に対し、心から感謝を申し上げます。
県外の皆様に対しまして、宮崎県では、学校等の夏休みを目前に控えた7月16日には、県内全域の移動・搬出制限が解除できるよう、そして、安全・安心な畜産経営の再開に向けて全力で取り組んでまいります。
皆様には、各種施設や道路上の消毒ポイントでの御協力など、色々と御不便をおかけすることがあるとは思いますが、是非、以前にも増して多くの方々に御来県いただき、宮崎の夏を満喫いただくことを心より期待いたしております。
なお、御心配をおかけしておりました「全国高等学校総合文化祭宮崎大会」につきましても、予定どおり8月1日から8月5日までの日程で開催させていただくことといたしましたので、全国の高校生や御家族の皆様方の御来県をお待ちしております。
本県産の畜産物や農産物が口蹄疫に汚染されており、県外にウィルスが運ばれるのではないかという心配の声を聞きますが、そのようなことは決してありません。全国の農畜産物の流通に携わる方々、消費者の皆様方には、本県の安全で安心な農畜産物の消費拡大に対する御理解、御協力をお願いいたします。
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口蹄疫を宮崎県内で抑えて下さった宮崎の皆さん
ありがとうございました。
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